腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛、猫背、ヘルニア、坐骨神経痛、自律神経失調症…etc.
多くの方々が抱える様々な症状やお悩みは記述した以外にもまだまだあります。その様な症状やお悩みに関して根本的な改善を図っていく事が整体になります。リラクゼーションとの違いはそこにあります。リラクゼーションであれば症状の軽減を見込めます。整体は症状を取り除く、さらにその症状が出ないお身体にする(根本的改善)。
また、当院では骨盤矯正や姿勢矯正を行っておりますので、筋肉のみでなく骨格にもアプローチしていきます。
まず、矯正を行うに辺りお身体に負担を少なくする為に筋肉のほぐしを行っていきます。ほぐしには、筋緩和作用がありますので少なからず関節の可動域拡大も望めます。筋肉が緩んだ状態で矯正を行う事で、お身体の歪みがより取れたり、効果が持続します。
そもそもなぜ痛みや凝りが発生するかというと、姿勢が悪くなるような生活習慣をすることでお身体に歪みが生じます。歪んだ状態でお身体に負担がかかり続ける事で各部位の筋肉が凝りとなり、その状態が長期にわたり続いていくと痛みやしびれになります。
その様な生活習慣の癖が筋肉の癖としてお身体に残るため、筋肉の癖を抜いていく事で、凝り症状、痛み、怠さ、辛さを取り除く、症状が出ないお身体にする事が大まかな整体の効果となります。
具体的な症状や原因
具体的な症状や原因を挙げていくと
肩こりや首こりの症状
肩こりや首こりの症状であれば、血行不良を起こして凝りが発生しやすい筋肉は、僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋・頭板状筋・菱形筋などです。何故そこに凝りが発生しやすいのか?
- 頭が正常の位置より前に出ている(ストレートネックなど)
- 肩の肩峰が正常の位置より前に出ている(肩の内旋)
- 骨盤を後傾して座っている
頭が前に出た状態で同じ様な姿勢でいると、頭の重さ(成人で5,6kg)が上記に挙げた首・肩周りの筋肉に負担をかけ続け凝りが発生します。
腰痛やヘルニアの症状
腰痛やヘルニアの症状であれば、血行不良を起こして凝りが発生しやすい筋肉は、背面の筋肉である脊柱起立筋(腸肋筋、最長筋、棘筋)、股関節前の筋肉である腸腰筋(大腰筋、腸骨筋、腰方形筋)、臀部の筋肉である大臀筋・中臀筋などです。何故そこに凝りが発生しやすいのか?
- 腹筋がうまく使えていない
- 猫背、反り腰になっている
- 骨盤を後傾して座っている
腹筋が使えていないと、立位姿勢の時に反り腰になり腰部が収縮し過ぎてしまい、座位姿勢になった時に猫背になり無意識のうちにストレッチをしているが、そもそも背部に負担のかかる姿勢を取っているため、腰周りの筋肉に負担をかけ続け凝りが発生します。
坐骨神経痛
坐骨神経痛の症状であれば、血行不良を引き起こして凝りが発生しやすい筋肉は、主に関連が深いのが梨状筋となります。また、臀部(中臀筋、大殿筋、小殿筋)股関節部(腸骨筋、腰方形筋)等も少なからず関わります。何故そこに凝りが発生しやすいのか?
- つま先体重で立っている
- 猫背・反り腰になっている
- 骨盤が後傾して座っている
立位姿勢の時、つま先体重になっていますとお尻を後ろへ突き出す形になります。それにより、梨状筋がつっぱった状態でキープしますので、筋疲労が激しくなります。また、立位姿勢で反り腰になっておりますので、座位姿勢で猫背姿勢を使ってしまい梨状筋を圧迫し、大きく負担をかけてしまいます。
様々な症状の大前提
様々な症状の大前提として骨盤が後傾して座ってしまうと骨盤に歪みが生じます。骨盤の歪みはあらゆる症状に共通して影響してしまいます。何故骨盤が後傾してしまうのか?
- 脚を組んでいる
- 座骨で座れていない
- 運転が多い
- 柔らかい物に座っている
等々が多くあります。
この様に普段の生活での影響が強く関わってきます。筋肉等は、2~3か月 骨は3~4か月で細胞の新陳代謝により新しく生まれ変わっております。同じようにお身体に負担をかけ続けると、筋肉、骨も歪んだ形で成形されます。整体での効果をより高めるには、普段の生活での姿勢を気を付ける事です。